COLUMN2026.08.17

2026年度最低賃金の目安1,176円(+55円)

注目すべきは、地方(B・Cランク)の引き上げ幅が都市部を上回った点です。地方の中小企業ほど「賃上げ原資をどう作るか」が待ったなしになりました。財務の現場から言えば、まずやるべきは1人あたり付加価値(粗利÷人数)を毎月測ることです。この数字が最低賃金の上昇ペースを下回っているなら、値上げか業務削減か自動化のどれかが必須で、感覚論では決められません。もう1つ実務的な補足をすると、賃上げと設備投資をセットで行うなら業務改善助成金という選択肢があります。人件費増を「コスト」と嘆くか「単価を上げる強制力」と捉えるかで、5年後の姿が大きく変わると思います。